ごあいさつ
高原 慶一朗 学友会会長
大阪市立大学学友会は平成17年に発足しました。これまでさまざまな支援事業を行ってきましたが、平成18年からは入学後の学生さんに、人生目標を定め大学での勉学計画をしっかりと構築していただくためのキャリアデザイン・就職支援事業に力を入れております。 キャリアデザインについて私は次のように考えています。 まず、一部の極めて才能に恵まれた人を除いて、多くの人はステップ・バイ・ステップで目標に向かう「努力型」の人間であります。 大学での学びでも、社会での働きでも、この日々の努力の中で、遊びの活力を生かし、まるで遊ぶように学ぶ(働く)のが私の理想であります。遊びがまじめを活性化します。どこかに楽しい仕事があるわけではなく、苦しい勉学(仕事)を楽しくやれるかどうかであります。 人と人との間に優劣の差はありません。あるのは個性の違いだけです。人それぞれの多様性を尊重しながら、自分固有の個性を築くことが大切です。 他人と比較するのではなく、過去の自分と競争してみましょう。昨日の自分より今日の自分は一歩でも進んでいるでしょうか。
私は、他人に勝つことよりも自己ベストを出すことの方を評価します。自己ベストを出した人は新たなキャリアを積み上げたことになります。この努力を終始続けることです。人生は登りつづけるもの。しかも負荷をかけながら、鍛えながら上るものです。 そして、生涯の友を得てください。生涯の友を得るには、その友にふさわしい人間にあなた自身がなる必要があります。 以上は私の人生哲学ですが、皆様へのご挨拶に代えさせていただきます。 学友会が、大阪市立大学に関係する皆さまのお役に立つことを願って――。
大阪市立大学学長・学友会名誉会長 金児 曉嗣
大阪市立大学は、その淵源である大阪商業講習所の開所以来、今年で創立127周年を迎える長い歴史と伝統を持ち、市立の大学としてはわが国で最も歴史が古く、公立大学として最も規模の大きい大学です。また、大阪市内に位置する唯一の総合大学でもあります。現在は8学部、大学院9研究科を擁し、卒業生は8万人を超え、諸先輩はそれぞれ社会の第一線で活躍しております。
さて、グローバルな知識情報化時代を迎え、大学に対する社会的要請が一段と多様化するなか、世界の大学はこれに呼応して改革を進めています。本学におきましても昨年の4月に法人に移行しました。法人化を機に、自律的な大学マネジメント体制のもとで、これまでのどちらかといえば研究中心の大学から、教育と地域貢献を重視し、三位一体の大学へと変革し、その使命を果たしたいと決意しているところであります。
このような大学の変革の時代を迎えて、大阪市立大学をより一層発展させるため、教育面で支援していこうという機運が盛り上がり、現旧の教職員、学生、大学院学生、保護者と卒業生が力を合わせ、大学の将来に対して思いを共有するものすべてが会員となる大学支援組織「大阪市立大学学友会」が誕生しました。「学友会」は本学の実情や変化に即応し、広範なサポートを提供してくれる頼もしい組織です。これまでにも、学生・大学院学生の教育支援・研究支援をはじめ、大学をあらゆる側面からきめ細かく支援していただいております。「学友会」へのご理解とご協力を是非ともお願いいたします。
