2021年度『大学院学生旅費等補助事業』募集のお知らせ

趣 旨
修士号や博士号の取得を目指す大学院学生は、専攻分野における最先端の研究テーマに取り組み、その成果を修士論文や博士論文にまとめなければなりません。多くの場合、研究の過程で学会、シンポジウム、研究会等で最新の研究成果を発表し、 他の研究者との意見交換や討議を通して自己の研究レベルを高め、より優れた成果を創出する努力が求められています。しかし、このような研究活動、特に国外での学会、シンポジウム等への参加は大学院学生にとって大きな経済的負担となっています。 教育後援会は、このような状況を改善するため、大学院学生の学会やシンポジウム等への参加に要する費用を補助し、その勉学・研究意欲の向上と優れた研究成果の創出に寄与するとともに、大阪市立大学の発展に資することを目指しています。

1. 補助の対象
・対象となる期間内に出発し、国内外で開催される学会、シンポジウム、研究会等の研究発表において、大学院学生自身が発表(ポスターセッションも含む)を行う、あるいは有意義な目的を持ってこれらの会議(オンライン会議含む)等に参加するときに、 それに必要な経費を補助します。なお、補助対象者の選考では原則として発表者を優先します。

2.対象となる期間
2021年4月1日から2022年3月31日まで

3. 応募資格
教育後援会会員および、その子弟であること。

4. 補助額等
・研究発表等に必要な経費のうち補助額の上限は、国内開催は50,000円、国外開催は100,000円とします。ただし、予算枠内でより多くの申請者に補助がなされるよう、この上限額以下での補助を行うことがあります。
・申請回数は、対象となる期間内1回とします。
・後述する「大学院学生旅費等補助申請書(Word形式)」の発表の種類で「(C)参加のみ」の基準額上限は、国内:25,000円、国外:50,000円とします。

5. 申請
「大学院学生旅費等補助申請書(Word形式)」をダウンロード後、必要事項を記入してメール(j-insei.ryohi@osaka-cu.com)に Word形式のまま添付して期限内に応募(送信)してください。
・ 申請時点で補助申請額が確定しない場合は、旅費等は概算額を記入してください。 申請後、詳細が決まり次第、教育後援会事務局に旅費等の確定額をメール(j-insei.ryohi@osaka-cu.com)でお知らせください。
・申請を行う学生は研究指導教員に必ず申請する旨を報告すると共に「大学院学生旅費補助申請確認書」の記載を依頼し、 申請書と一緒に提出してください。
・他の団体等から補助を受ける場合(予定含む)は、申請書に団体名と金額を記載してください。
・申請締切日は厳守願います。(2021年12月15日締切
・ただし、募集期間終了後に学会・研究会での発表が決定された場合に限り、1月末までに追加申請することが出来ます。

各補助事業に申請する際は、締切までにすべての書類を同時に提出してください。一部のみでは受付いたしません。

6. 補助額の決定

退職教員等で組織する「大学院学生旅費等補助委員会」が申請書類にもとづき補助額を決定します。

7. 補助額決定の発表
採択者には、教育後援会から2022年1月下旬頃に本人宛にメールで連絡します。

【研究発表等完了報告書の提出義務】
本補助の採択決定を受けた場合は、研究発表等完了後1ヶ月以内または既発表の場合は採択決定発表後1ヶ月以内「研究発表等完了報告書(Word形式)」に記載し、
各種領収書の写し、および発表状況が分かる写真(無いときは、発表者の名前が記載されている講演プログラムの写し)とともに
申請時と同様にメールで(報告書はWord形式のまま)添付送信(j-insei.ryohi@osaka-cu.com)してください。
・研究発表等完了報告書が提出されない場合は補助金の返還を求めるとともに、次年度の申請を受け付けません。

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